THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

ディカプリオの真骨頂映画『バスケットボールダイアリーズ』 リバーフェニックス二世と呼ばれたレオナルドディカプリオ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 follow us in feedly

ディカプリオ初主演映画『バスケットボールダイアリーズ』を知っていますか?

今や押しも押されもせぬ名俳優になったレオナルド・ディカプリオ

実は元々演技力は高い評価を得ていました。本格的に映画に初出演した『ボーイズライフ』ではオーディションであのロバート・デ・ニーロに「彼しかいない」言わしめた実力の持ち主。その後にジョニーデップの弟役を演じた『ギルバートグレイプ』では最年少でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされます。

そんな実力派のレオナルド・ディカプリオが満を持して初出演した映画が『バスケットボールダイアリーズ』です。

 

リバーフェニックスが演じる予定だったと噂されるこの作品でしたが、リバーフェニックスが帰らぬ人となってしまい、ディカプリオに白羽の矢が立ちます。

その関係もあってかディカプリオにはしばらく『リバーフェニックス二世』というキャッチフレーズがつく事となります。これに対しディカプリオは『偉大な人だったから。そんな風に言われると落ち着かない気分になるよ。光栄だけど。』とコメントしていました。

 

実在する詩人でありミュージシャンのジム・キャロルの自伝的小説を映画化したこの『バスケットボールダイアリーズ』

ジム・キャロル本人もワンシーンにカメオ出演しています。

f:id:myprivatecomedy:20180813170927j:image

 

『純粋になりたい』

ディカプリオ演じるジムはキリスト教の高校に通う高校バスケットボールのスター選手。母子家庭で母親との関係も良く、バスケットボール以外の趣味は誰に見せるわけでもない詩を書くこと。

誰からも愛されるキャラクターで人気者であったが、決して真面目一徹なわけではなく、同じバスケ部の仲間とそれなりに悪い遊びにも精を出していた。毎日が楽しく順調であるように感じたが、ある日入院していた親友が亡くなり、死を目の当たりにする。そんな時も仲間のおかげで悲しみを乗り越えるジムだが、仲間たちと遊び半分でやっていたドラッグに少しずつハマっていき、気がつけばドラッグなしでは生活できない状態になってしまう。

ドラッグが原因で生きがいであったバスケットボール部を追い出され、ジムはそのまま学校も退学してしまう。

全てを知った母親は激怒し、ジムは家を出てしまう。

お金もなく行くあてもないジムは悪友たちとただドラッグの為だけに生きる路上生活者となる。ドラッグを手に入れるために犯罪に手を染めるジムたち。友人達は警察に捕まったりと周りからいなくなる。

そんなジムを救ったのは昔息抜きにやっていたストリートバスケで知り合った黒人のレジーだった。

ジーは自分も昔ドラッグで苦労した経験があり、ジムを救おうと食事などを与えながら自分の部屋に監禁する。

ドラッグの禁断症状で苦しむジム、ジムのために心を鬼にするレジー

f:id:myprivatecomedy:20180813173622j:image

ジムは次第に禁断症状から抜け出し中毒から抜け出したかに思えたが、ジムはレジーの留守中に部屋を抜け出してしまい…。

 

僕がとにかく影響を受けた『バスケットボールダイアリーズ』のあらすじはこのような感じです。

 

ディカプリオの演技とイノセントさがとにかく神がかっている

主演はレオナルド・ディカプリオ。友人役にこの作品が映画初出演となったマーク・ウォルバーグが出演しています。

 

観ていない人も多いのではないかと思うこちらの映画ですが、まず声を大にして言いたいのは、若かりしディカプリオを目撃してほしいという事です。

美しさ、純粋さ、そして体当たりという表現がぴったりな演技、全てが絶妙に混ざり合い恐ろしいまでの輝きを放っています。

『ロミオ➕ジュリエット』や『タイタニック』で世界中にレオフィーバーを巻き起こしたディカプリオですが、僕としてはこの『バスケットボールダイアリーズ』とこの次に主演した『太陽と月に背いて』のレオの方が魅力的です。

強がりの中に繊細さがたしかにあって、愛さずにはいられないキャラクターなんです。

ドラッグの恐ろしさも余すところなく描写していますし、少年の持つ心の葛藤も見事に表現している作品になっています。

もう一つ、レオナルド・ディカプリオは実際にバスケットボールがかなり上手いです(笑)華奢な身体なのに上手いんです。スリーポイントシュートを決めた後のキメ顔がまた最高なんです(笑)ドリブルも普通に上手くてただただカッコいいです。

それにしてもディカプリオは昔から天才俳優と言われ続けていますが、この作品を観ても本当に心からそう思います。

ルックス、空気感、演技力、スターになるべき人間だったと思います。ロバート・デ・ニーロはじめ、しっかりと評価してもらえる人たちに出会えてその存在を世に知らしめることができて本当に良かったと思います。

その後の活躍はもう書くまでもないと思いますが、若かりし頃のレオナルド・ディカプリオも本当に見る価値のある俳優なので、是非一度この作品を観てほしいです。