THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

俳優の恋愛事情② 共演者に恋した自分の過去を赤裸々に綴ってみました(笑)後編

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共演者に恋した過去 いよいよ後編です

先日前編を書かせて頂いた俳優の恋愛事情の実体験。いよいよ今回完結です。完結というか・・・というかという感じだけれども(笑)

ちなみに前編はこちら

www.myprivatecomedy.net

キスマークORヘアアイロン事件まで記させて頂いているのでそれでは続きをいかせていただきます。

 

本番も近づき稽古も終盤へ 彼女を笑わせたい一心が芝居もいい方向へ導く?

段々と全体的に精度も増して芝居もレベルアップしていきながら、みんなそれぞれ試行錯誤している稽古終盤。

僕ももちろん真摯に芝居に向き合っているつもりではあるものの、いつも通りと言うわけにはいかない現状。だって気になるんですもん(笑)自分にだけは嘘つかないスタンスで不器用に生きて来たのに今更変えられません!

 

この作品で僕はかなり自由にやらせてもらえる役を頂いていまして、笑いを取りに行っていいところは貪欲に取りにいっていい役だったのですが、たぶん彼女の存在のおかげで僕の笑いを取る量はかなり大幅に増えました。

というのもまず、前編の最初にも書いたのですが全然媚びない人なのでまったく愛想笑いをしない子なんです。逆に言うと芝居をやる上では一つの貴重なバロメーターになるんです。内輪笑いとか、自分の立場が上になるほど愛想笑いとかが発生するので、稽古場で笑い取ってても本番ウケるのかなって不安はずっとつきまとうんです。しかし彼女は自分が本当に面白いと思わないと笑わない子。だから彼女さえ笑わせれば大丈夫だと思えるようになっていって。僕の目標は自然と彼女を笑わせることになっていきました。

更に言うと、笑わない時はムスッとしているように見えるんです(笑)だからこそ笑わせたくなるんです。本当に彼女を笑わせるためだけに試行錯誤してましたね(笑)そんな不埒な気持ちで芝居に取り組んだのは後にも先にもこの時だけです(笑)ところがですね、この時の舞台の僕の評判ってすごく良くて。わからないものですね~。どんな風に取り組んだかは観てる人には関係ないんですね。ただマジメに取り組めばいいというわけではない、そんなことを学べた貴重な経験でした。あ、でもその子を笑わせようと一生懸命取り組んだからな、真面目には取り組んでますね(笑)要は目的は立派じゃなくていいということですね。

この時をきっかけに僕の中で笑いというものの重要性も増したし、何かに取り組む時も遊び心とか楽しむことを大切にするようになりました。ある意味真面目じゃなくなったというか。僕としては大きな経験でした。

 

急にアドバイスを求められる

とある稽古終わり、急に僕に話しかけてくるその子。

「私の芝居でダメだしとかアドバイスあったら言って下さい」

マジメか!自信がない素振りなんてみせない子なので、意外な面を見せてきてびっくりしましたね。しっかり考えて悩んでるんだなぁと思ったけれども、その前に

 

惚れてまうやろー!!!!!!!!

 

もう惚れてるけれども。ぞっこんだけれども。

その時思い浮かぶ自分なりの最高のアドバイスを伝えました。悪い所なんて一つもないから必死にアドバイスできること探しました(笑)そうしたらその事に関して結構真摯に向き合ってたんですよね、本当にいい子。

関係ないけど僕はアドバイスを求められないと絶対しない人です。役者として自分がそんなアドバイスできるほどいろいろ考えてるタイプじゃないという事もあるけど、相当ひどくない限りは若い子にも言いません。役者なんて所詮自分という人間次第だと思うし自分をどう活かすかしかないと思うんですよね。普段の自分磨きを頑張る方がよっぽど大切だと思います。余計な話でした・・・。

 

年齢聞いたら若くてびっくり!!貫禄ってすごい(笑)

いよいよ稽古も終わるわけですが、稽古中に何度かみんなで飲みに行くこともあって。そこにその子も来るわけですけど、よく考えたら僕その子の年齢聞いてなかったんです。見た目とオーラで大体何歳だろうなぁって思ってて特に意識してなかったんです。そうしたらですね、まさかのめっちゃ若かったのです!(笑)一応自分の保身のために言っておきますがバリバリ成人は超えてますからね!でも純粋にびっくりするぐらい思ったより若かったですね。経験とか境遇からでる貫禄とかオーラってやっぱりすごいなと思いました。彼女自身は実年齢より上に見られることに慣れてる感じだったので、言われ慣れているのでしょう。

実際かなりのことでも動じなそうなんですよね。堂々としてるし。うん、やはりとても魅力的です。

 

さぁいよいよ舞台本番へ!もうどうにもならないこの想い!(笑)

稽古も終わりいよいよ劇場入りです。2人の距離ですか?縮まりませんよ!!だって僕が緊張しちゃうんですから!!全然僕はダメだよ~と福山雅治さんが歌い出す寸前です。

そんな中で本番もスタート。もちろん違う楽屋です。実は一緒に出るシーン自体は少なく演技の絡みもほとんどない役柄同士。悲しい。。。共に過ごす時間と言えばアップする時の舞台上の時間ぐらいなものです。日に日に増してく思いのたけ、しかし僕もわかっていたのです。この恋が成就しないことを。ロマンティックに語ってみました(笑)だってわかるじゃないですかぁ、その気があるかどうかなんて!むしろ僕の気持ちとしては「毎日を楽しくしてくれてありがとう」なのです。

しかし本番がはじまりしばらく経ち、僕の盛り上がる気持ちのせいで、さすがに僕自身もこれは自分の芝居に影響が出てきているのではないかと危惧し始めました。何言っちゃってんの(笑)って感じなんですが割とマジです(笑)そこで僕は1つの方法を見出しました。視界に入ってしまうと可愛さにやられてしまう、ならば自分の出番まで視界にいれなければいい。そうすれば胸がドキドキしたり変にテンションが上がってしまう事もない。うーん、グッドアイディア!!

そうと決まれば早速実践です。僕の楽屋は男の役者4人の楽屋だったのですが、この3人は僕がぞっこんなのはもちろん知っています。むしろ僕の真剣な気持ちを笑いのネタにしている始末。自業自得ですが(笑)「今日から俺は視界に入れないように本番に向けて準備する!」そう宣言し、宣言通りアップの時も距離を取り視界にも入れず無事にメイク時間に。よし!やはり変にドキドキしないしこれは効果絶大や!

そう思っていた本番寸前でした。

いきなり楽屋に顔を出すその子。。。そんなこと今まで一度もなかったのに。。。

「こっちの楽屋来たことなかったから見に来ました~」

そんなこと言いながらあっさり戻っていく彼女。僕の心拍数急上昇。

思わず叫びました。

「台無しじゃねぇか!!」と。

せっかく視界に入れずに平常心を保っていたというのに、キュートさにノックダウンです。そんなことが毎日巻き起こり、共演者的には「あんなに楽しい楽屋は後にも先にもない」と語り継がれています。楽しかったんなら良かったです(笑)

不謹慎な、芝居をなんだと思っているんだ、と言われてしまいそうですが、結果的に僕はこの舞台の評価とても高く、演劇サイトの劇評でも名指しでお褒めの言葉を頂くこととなりました。僕の人生の考え方に大きい影響を及ぼしました。これまで真面目にやることが美徳という日本人の得意な思考だったのですが、ガラリと変わりました。これもその子が魅力的だったおかげです。感謝。

そんなこんなで無事に本番もすべて終了し、打ち上げでは前の席に座ってくれたにも関わらず上手く喋れず、距離は遠いままバイバイとなりました。でもいいんです、僕は幸せだったので。

その子とは今も仲良くさせてもらっています。もはや生きがいなのです笑

さて舞台が終わってからですが、今も連絡を取り合ったりたま~にお会いしたり、お祝い事には贈り物を送ったり、なんと僕も誕生日プレゼントを頂いたり。そんな関係を続けさせて頂いております。補足しておきますが、当時付き合っていた彼女とはお別れしていて、僕は今恋人がいない状態です。浮気とかできない性分なので。

「告白したりしないのか?」とよく聞かれますが、まだまだそんな事恐れ多くてできないです。人間的にも魅力的で尊敬している部分も本当に大きいので、彼女に見合う男に急いでならなきゃという思いが強いです。とにかく尽くせれば幸せなのです。彼女が何か困ったら何でもするし、迷惑じゃない範囲で尽くせればいいんです。僕はそれで今は幸せです。こういう気持ちにさせてくれただけでも本当に感謝なのです。

ずっとやってきた俳優業をやっていない今、普通だったらぽっかりと穴が開いた感じになっていたと思います。今はこの子が生きる糧になっています(笑)だから頑張れるというか。なので心から感謝なのです。なので迷惑にならない限りは出来る限り尽くしたいなぁと心から思っています。

今は柴咲コウさんと福山雅治さんのこの曲が身に沁みます。KOH+ですか。まさに「最愛」。

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徒然なるままに恥ずかしい経験を書いてしまった(笑)最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました!!!