THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

俳優の恋愛事情① 共演者に恋した自分の過去を赤裸々に綴ってみました(笑)前編

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共演者に恋する俳優は何気に多い。そして付き合う俳優も何気に多い。

俳優だって人間ですから、恋します。恋する気持ちは抑えられませんから、仕方ないことなのです。そしてそれがモチベーションになることもあるし、よろしくない方向にいく場合もあります。

よく恋人役をやると好きになったり実際に付き合ったりっていうのをよく聞くと思いますが、事実そういうことはあります。今まで僕がいた現場でもありました。特に僕はそういうのに反対するタイプではありませんが、うまくいく分には勝手にやってちょうだいで済むのですが、片方に全然そういうつもりがなく、片方が燃え上がってしまっている時はなかなかタチが悪いのです。要はうまくいかない恋愛ですから(笑)しかもそこに嫉妬心やら落ち込んだりの感情が出てくると最悪です。絶対芝居に影響出ますからね(笑)付き合った場合も仕事が終わるまではそのままでいてほしいものです。すぐに別れちゃって現場でギクシャクされても困りますから。現場終った後なら全然自由にしてくれていいんですけどねぇ。

これは完全にたまたま僕が見てきた人達だけかもしれませんが、恋人役やって付き合って長く続いた人たちって僕は周りにいないですね。面白いぐらいにいないです。若いってのもあるかもしれないけど、やはり役として好きになってがスタートだから長続きしないのかもしれません。

 

ちなみに僕は恋人役の女優を好きになったことはありません。全然関係ない役の人を好きになったことはあります。今回は役者時代のそんな淡い思い出を書いていこうかと。

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普段の生活と同様、恋心は突然やってくる

最初に言っておきます。僕が舞台の最中に恋した相手はなかなか有名な女性タレントさんです。誰かは言いませんしヒントも出しませんので悪しからず(笑)これも最初に言っておきますが、あくまで僕の片思いの恋愛のお話です。残念ながら成就した恋ではありません(笑)

 

当時立て続けに舞台に出演していた僕は、オファーを頂いて舞台の某作品への出演も決めていて、一つ前の作品の千秋楽(舞台の最終日)を終えて、休まずにすぐにその舞台の顔合わせだったように記憶しています。

舞台では稽古に入る前に顔合わせと本読みというものが基本的に行われるのですが、はじめまして~という挨拶と台本を座ったままで読んでいくというものなのですが、僕はこの顔合わせがとっても嫌いでした。ずっと嫌いです。稽古で話す機会なんていくらでもあるし堅苦しいし、なんか緊張してる人多いし、嫌いでした(笑)とは言っても毎回やってきましたが。

そんな顔合わせがあり、その時は僕の席が隣の隣ぐらいだったのですが、横並びだったのでほとんど顔も見てないし全然話しもせずで。自己紹介聞いてて「この子が~かぁ」ぐらいには思ってました。名前知ってたので。

そんな感じで顔合わせが終わって稽古の初日。これまた僕は嫌いなんですが、コミュニケーションを取るためなぜか演出家の提案で人狼ゲームをやることに。こういうのホント嫌いです、早く芝居しようよって思っちゃいます。しかも僕人狼ゲームって名前は聞いたことあるけどもやったことないしルールも全く分からなくて。説明されたけどもよく分からなくて。やりながら質問もしつつだったけど、あんまり邪魔するのもなと思ってなるべくおとなしくしてたんです。そしたら人狼ゲームのルール教えてくれる時とかその子が結構発言してたんですが、超怖いんです(笑)いざ始まってゲームオーバーで外れてからもスマホいじってて超不機嫌そうで超怖いんです(笑)「うお~この子怖~!」って心でめっちゃ思ってました(笑)キャリアもあるので自分の佇まいとかもう確立されているのかもしれないけど、媚びないというか私は私というか。なかなかお目にかかることのない現場での振る舞いというか。なぜかドキドキしてしまった僕(笑)自覚なかったのですがどうやら僕は若干Mのようです。。。(笑)

そんな感じの稽古があって、その後もそんなに会話することもなく何日間か稽古が続き、彼女は他の舞台と掛け持ちしていた関係で一週間ぐらいこっちの稽古を休むことになってたんです。僕はもうかなり気になる存在だったので「しばらくいないのか~寂しいなぁ。じゃあ俺もしばらく休みたいわ~(不真面目)」ぐらいに思っていました。

そしていない間も稽古は続き、彼女がもう一つの舞台の千秋楽を終えて再びこちらの舞台の稽古に合流したわけです。「お疲れ様ー!!」なんて声を掛けるのが精いっぱいだったと記憶しています(笑)すでに恋しとるやん!って感じなのですが、この時僕はまだ自分の中にフツフツと沸き上がるものを他の共演者に言う事もなく自分の中にとどめておきました。

どのタイミングで共演者の男性陣に言ったかは覚えてないのですが、稽古終わりに飲みに行った時だったかもしれません。実を言うと僕はこの時恋人がいる身です。芸能の仕事をしている人ではなく一般職の恋人です。なので僕としても「一時の盛り上がりだろう」と思っていたのです。

しかしですね、ある日の稽古のお昼休憩でした。ほとんどの人は外に食べに言ったり、もしくはコンビニに買いに行ったりするのですが、役者で食べれているとはいえ決して裕福ではない僕はちゃんと自宅でおにぎりを作って持っていく癖がついていまして、この日もみんなが稽古場を出ていくのを尻目に「さ、おにぎり食べよ~」と一人で食べようとしていました。するとですね、「隣いいですか~?」と言いながらなんとその子が僕の隣でご飯を食べだしたのです!!お米が喉を通らない僕。しかも彼女のお昼はサラダが透明の縦型の容器に入ってて超絶オシャレ!聞けば自分で作ってきたとか。う~ん、さらに超好き。いろいろ話してくれたこともあり会話も続き、楽しいランチタイムを過ごしつつ(緊張しましたけどね!)、面白かったのがコンビニでお昼を買ってきた人たちが二人でご飯食べてるのみて「えっ!!?」ってなってたのが面白かったです(笑)ああ、今思いだしてもいい時間だったな~。

稽古中に起きたヘアアイロン事件

そんなこんなで稽古は進むわけですが、ある日稽古場に着くと後輩の男の役者が僕のところへ駆けてきました。「大変です!!」と言うじゃありませんか。何事かと思って「何かあったの!?」と聞くと「〇〇さんが昨日男といた疑惑です!!」と言うじゃありませんか。彼氏がいるかも僕は知らないわけでいてもおかしくないわけで、でもやっぱりそれなりに落ち込むことで。詳しく聞くと、首元にキスマークらしきものがあると。それはなかなかすごいな・・・と話を聞きながら彼女を見ると確かにそれらしきものがあるではないか。これは落ち込むに充分な話です。しかしそれでも稽古は始まります(当たり前です、むしろ稽古しに来てるのです)密度の濃い1時間、2時間という時間が経過し、何時間経った時でしょうか。僕は希望の光を見出したのです。この日僕は稽古そっちのけでそのキスマークらしきものについて自分の出番以外はずっと考えていまして、そのおかげである結論に辿り着いたのです(稽古不真面目)

女性でしかもそこそこ名前もある人がキスマークそのままで仕事場にくるか?いくらでもファンデーションとかでごまかせるだろう。しかもよく見ると、キスマークにしては細すぎる・・・あ!!あれはキスマークじゃない!アイロンだ!ヘアアイロンを首に当てちゃったんだ!その火傷の痕だ!俺もおでこについたことがある!!間違いない!キスマークじゃない!ヘアアイロンだ!謎はすべて解けた。じっちゃんの名に懸けてヘアアイロンだ!!

心の中でそう結論を出した僕。ちょうどそのことを告げてきた男の後輩が隣にいたので、他の役者が芝居をしている最中に早速言いました。「俺さ、違うと思うよ。」と。ここで人間の体感時間と言うものが人によって違う事を知るのですが、たぶん最初にキスマーク事件を告げられてから3時間は経過していたと思います。その3時間の間、僕は彼女のキスマークの事だけを考えていたのです。そしてその役者の後輩はそんなこと忘れて稽古に集中しているわけです。しかもこの舞台の僕の立場は演技としてはみんなから尊敬されている立場。若い子多い現場だったので。そんなそれぞれの時間経過の結果

「俺さ、違うと思うよ」と言った僕に対して、その後輩の役者は少し考えた後に「ごめんなさい。何がですか?」と心配そうに聞いてきました。彼としては間違いなく演技の事だと思ったんですね(笑)もはやキスマークのことなど忘れていたのでしょう(笑)ダメ出しされると思ったのかかなり不安そうな顔していました。さすがに「あ、ごめん(笑)全然芝居の事じゃない。ずっと考えてたんだけどキスマークじゃないと思うんだよね。」と告げました。後輩は「この人マジか・・・」という顔をした後に必死に笑いをこらえていました。そりゃそうですよね。世間的にはいい大人が必死にキスマークを否定しようと頑張ってるんですから(笑)

ちなみにこのキスマークかヘアアイロンかの真相は未だわかりません。怖くて聞けなくて(笑)今度聞いてみようと思います。

 

思ったよりもめちゃめちゃ長編になってきましたので、前編後編に分けさせていただきます(笑)

後編に続きます。なるべく早く書きます!後編は稽古の後半と舞台本番そして今に至るまでです。