THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

役者を辞めて生活するためにサラリーマンをやってみた話

大学生の時から役者をやってきた僕がサラリーマンを経験してみた

大学在学中から俳優の活動をスタートした僕ですが、以来約15年間役者ばかりをやってきた僕ですが、思えば生活のすべては役者の為だったと思います。

何をするにしても役者としてどう役立つかを考えて生活していたし、時間を無駄にしたと感じた時の自己嫌悪も半端じゃなく、とにかく役者として成長するために毎日を過ごしていた気がします。

 

そんな僕が現在俳優を休業し、全く違う仕事をするという場面に遭遇しています。もちろん食うためです。でも別に後ろ向きなわけじゃないんです。少しのワクワクとビジネスってどんなのなんだろうと興味も湧いてきてビジネス本を読み漁ったり。

そんな中、知り合いが社長をやっているインターネットの光回線の代理店にお世話になることとなりました。

 

そう、初めての営業です。

 

もちろんすぐに役者だけで食べれていたわけではないので、アルバイト経験はあります。飲食店が多くて接客業がほとんどですが。しかし運よく役者生活の後半は役者だけで食べれていたので、演じる以外で働くという行為は本当に久しぶり。しかもアルバイトじゃなく社員で働くのです。皆さんには普通の事でも僕にとっては歴史的な事なのです(笑)もちろん不安もありましたけどね。なにせ初めてなもので・・・。

f:id:myprivatecomedy:20180619205545j:plain

サラリーマン初体験で最初の数日だったけど、楽しい部分ももちろんあって。

用意された衣装じゃないスーツを着て朝の通勤ラッシュに乗って出社する。最初は「おお。すごい、俺サラリーマンみたいだ」と思ったのが正直な感想です。しかし何というのでしょう。

 

どこかサラリーマンを演じている感がありました。

これは今までやってきた職業病なのでしょう。サラリーマンも何度も演じてきていますし。

 

満員電車も新鮮で。もちろん満員電車に乗ったことはあったのですが、毎日乗るなんてことは今まで経験がありません。撮影は逆に朝ものすごく早いことが多いし、舞台の稽古で満員電車の時間に出発するなんてことはないので。あと、僕は自転車の距離がかなり広かったので、自転車でいけるところは自転車で行っていたので。交通費も浮くし。役者は基本的に交通費出ませんから。

満員電車に毎日乗った感想ですが・・・

きついですね。。。

きついです。多分僕が乗ってる電車はそこまでのラッシュじゃないんですけど、それでもきついです。僕はきっと田園都市線乗れないんじゃないでしょうか。田園都市線すごいらしいですもんね。実際問題出勤するのに疲れちゃっていいことないと思うんですけどね。ぐったりしちゃいますもん。慣れなのかもしれないけど、これって昭和からやってるんですよね、なんとかできないんですかねぇ。東京に集中しちゃっててどうにもならないのかなぁ。いろんな事を快適になるように進化してる世の中が朝の通勤ラッシュを改善できないのはなぜなんだろうか。。。

 

いわゆる朝礼というものも初体験。そしてもちろん同僚というか先輩になるわけですが、一緒に働く面々も全員年下です。部長とかは年上ですが。

しかしこれに関しては芸能界も厳しい世界ですので、全然苦労しませんでした。当たり前に敬語を使いますし、飲み会があれば下座に座って何年振りかわからないほどテーブルの上の飲み物食べ物の世話したり。営業というものに関しては皆さん先輩だしいろいろ教えて下さるし、自分が下で当たり前なのでそこに不満はまったく感じませんでした。当たり前ですけど。あと、同僚には本当に恵まれました。みんないい人だったし。とても大切な出会いになりました。

 

いろいろ商材を勉強し、いざ営業へ

入社してしばらく研修期間として商材の勉強と営業のロールプレイングをして、会社始まって以来の最短記録で営業デビューしました。

ここで一つ気付いた事なのですが、役者として当たり前に努力してた努力量はどうやら普通に考えるととても多い努力量だったようです。自分にとっては普通の事が周りから見ればかなりの頑張りに見えたみたいです。

僕なんかは全然ですが、トップアスリートが一般企業に入ると必ず社内で1,2位を争う成績を残せるらしいです。モチベーションの違いが大きいらしいです。少なからずそれを実感しました。

 

そしていよいよ初めての訪問営業をするわけですが、いきなり一件目で「俳優さん?」と聞かれ面喰いました(笑)たぶんCMを観てたのかなぁと思いましたが、「よく似てるって言われるんですよね」なんてよくわからないことを言いそのまま営業しました(笑)

実際営業をやってみて、意外にも役者をやっていたことがこんなにも活きるものなのかと驚きました。まず初体験といえど緊張しない、人と話すことに何も構える事もないし、当たり前に間を作ったり、相手の空気を読んで次のアクションを起こせる、そしてなにより人が好きなので商材と関係ない話で盛り上がって結局契約を頂いたり。

初めてとしては出来過ぎなぐらい契約を頂いていたみたいです。あまりに知識がないので自分としてはどれぐらいのレベルかはわかりませんが、かなりすごいぐらいのレベルだったみたいでちょっと自信になりました。

しかもいろんな人とあっていろんな話して、僕はこの仕事楽しかったです。歩き回って電車で移動しての繰り返しで体は疲れたけれども、同僚にも恵まれて楽しかったですね。

結局は会社の方針に我慢が出来ない部分があって約4カ月で僕は退社しましたが、役者の経験は活かせるんだという自信になりました。社会人経験がなくて不安だったり劣等感を感じることを覚悟していましたが、役者として生きて来たことや経験してきたことを誇ろうと思う事ができました。

いくつになってもなんだってできる。

そして自分が楽しいと思えること、当たり前に努力できる仕事をしっかり取り組んでいきたいと思います。しかもそれは一つじゃなくていいと思います。

役者だってまたやればいいし、このブログだって続けるし、他にも今持ってるアイデアを形にしようと動いています。

人生を楽しまなきゃ。一生懸命になれるものを見つけることが、人生を楽しむ秘訣だと思います。

 

店舗受取訴求