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マイアミの奇跡を起こしたアトランタオリンピックの日本代表の裏側を描いた本

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マイアミの奇跡を起こしたアトランタオリンピックの日本代表の裏側を描いた本

日本サッカーの偉大な選手と言えば、僕はどうしても中田英寿を思い出します。

 

日本サッカーには釜本・奥寺を始め木村和司・三浦知良・ラモス瑠偉・井原正巳・名波浩・礒貝洋光・石塚啓次・松永成立・柱谷哲二・中山雅史・森保一・福田正博・川口能活・楢崎正剛・前園真聖・城彰二・伊東輝悦・服部年宏・森岡隆三・松田直樹・柳沢敦・財前宣之・田中誠・宮本恒靖・中田浩二・中村俊輔・小野伸二・稲本潤一・高原直泰・久保竜彦・松井大輔などなど、いろんな意味でレジェンド言われるサッカー選手はまだまだ書ききれないほど存在していますが、僕は日本サッカー界で1番のレジェンドは、中田英寿だとどうしても思ってしまいます。

 

中田英寿の関連動画などを観ても、やはり考え方・思考があまりに独特で、なおかつ理にかなっているのです。だからこそ異端児と言われながらも先駆者として世界で成功を収めたのだと思います。野球で言えばまさにイチローだと思います。

独自の考え方を一貫するという部分では。非常に頭のいい、賢い選手だったのだと思います。自身も技術は決して高くないと自己評価していましたが、技術的に中田英寿より上手い選手は日本サッカーには無数にいます。

しかしサッカーをよく知っていたのは中田英寿なのでしょう。本人はサッカーは全く観ないと現役時代からおっしゃっていましたが、中田英寿は天邪鬼なところがあるので本当か嘘かはわかりませんが、中田英寿はかなり理論でサッカーを考えていた人なのではないでしょうか。

アンダーの代表に入っていたことから早くから世界を経験していたこともあり、足りない部分をどう補うかを冷静に個人で分析してきたのではないか。15歳でアンダーの代表に入った頃はメンバーの中で実力的に決して上ではなかったそうです。

しかし結果的にレギュラーになっていることからも、レギュラーになるにはどうすればいいか、何をどうすれば上手くなれるのかを年齢とはかけ離れた考え方で答えを出してきたのではないかと思います。

 

そして常に先を見据えた日々の過ごし方が結果的に世界的なプレーヤーになれた要因なのだと思います。早くから世界に出ることを心に決めていたヒデは、ベルマーレの全体練習後に黙々と体幹を鍛え、ウエイトトレーニングに精を出していたと聞きます。その姿を人に見られないようにしていたというのがまたヒデらしいですね(笑)

 

スナック菓子中毒だったりする一面もあり、大人と子供が共存しているという魅力的なキャラクターの中田英寿。

メディアとの軋轢、自己表現の下手さ、歯に衣着せぬ発言。誤解される部分も持ちつつも、実は日本サッカーへの想いが熱い一面もあって。

日本が初めてのW杯出場を決めたインタビューで「代表は盛り上がったのでJリーグもよろしくお願いします」と言った弱冠20歳の日本の司令塔。

中田英寿を知るおススメ書籍

そんな中田英寿をよく知れるオススメの書籍をご紹介します。

まずはこちら

『28年目のハーフタイム』金子達仁著

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28年ぶりに世界への扉をこじ開けた、アトランタ五輪での日本サッカーの激闘を記録した本です。選手としては主に中田英寿・川口能活に焦点が当てられています。

また、選手達の証言をもとに当時のロッカールームでの出来事、選手同士のぶつかり合い、監督との衝突などが余すところなく描かれている内容となっています。

マイアミの奇跡と言われたブラジル撃破の後にまさかのグループリーグ敗退。そこには様々なドラマが起きていました。非常に胸が熱くなる作品です。

 

そしてこちらもおススメです。

『決戦前夜』金子達仁著

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こちらは98年フランスW杯出場を決めるまでの日本代表の死闘を綴った内容となっております。こちらも中田英寿と川口能活に焦点が多く当てられています。

何度ももうダメなんじゃないかと思わされた98年フランスW杯出場への道。選手達の気が狂わんばかりのとてつもないプレッシャーの中での戦い。特筆すべきはこの時、日本の守護神川口能活は弱冠22歳。日本サッカーを託された司令塔中田英寿はなんと20歳。普通であれば大学生の年齢です。

日本中が狂乱の渦の中で、この若者2人は日本の中心としてプレッシャーの中で戦い続けたのです。城彰二もいますが、まだ中心と言えるほどではなかったですね。そんな激闘の日々を描いた作品です。

中田英寿・川口能活の限界ギリギリの精神状態での戦いに胸が熱くなります。

 

そして中田英寿の本といえばこれ

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中田英寿『鼓動』

中田英寿『誇り』

ヒデがプロとしてスタートしてから引退を迎えるまでが綴られた内容となっております。主に海外移籍から日本代表のこと、そしてプライベートにもかなり迫っている内容です。

中田英寿の所属事務所や中田本人が全面協力して作られた貴重な本だと思います。もちろん先に紹介した金子達仁氏も中田英寿と仲良いんですけどね。

海外移籍の大変さや、あまり表に出なかった中田の苦悩など、たぶん初めて読んだ人は「こんな事が起きていたんだ」と思う人も多いと思います。サッカーに集中出来ない環境にいた中田英寿を知って驚くかもしれません。メディアとの軋轢の原因も描かれています。

新たな日本サッカーのヒーローの出現を待ちながら

過去に生きてしまっている僕の日本サッカーへの想い。久保建英くんや中井くんなど若い才能はもちろん、ヒデ以降も素晴らしい選手はたくさん出てきています。

ただ僕の中では中田英寿ほど絶対的な存在だった選手は現れていません。本田圭佑と中田英寿を比べるのもやめてほしいです。もちろん小野伸二や中村俊輔や松井大輔はじめ、ワクワクさせてくれる選手はたくさんいます。

しかし僕の中で中田英寿という存在は今もなお絶対的な存在として君臨しているのです。

 

頑張れサッカー日本代表。

明日は自宅で一人でしっかり応援したいと思います。

 

28年目のハーフタイム (文春文庫)

28年目のハーフタイム (文春文庫)

  • 作者:金子 達仁
  • 発売日: 2012/09/20
  • メディア: Kindle版
 
決戦前夜―Road to FRANCE

決戦前夜―Road to FRANCE

 
中田英寿 誇り (幻冬舎文庫)

中田英寿 誇り (幻冬舎文庫)

  • 作者:小松 成美
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 文庫
 
中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)

中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)

  • 作者:小松 成美
  • 発売日: 2000/08/01
  • メディア: 文庫