THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

サッカー日本代表のアンタッチャブルとスター不在の現状 2002年の時のようなワクワク感を期待したい

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ワールドカップ開幕に思う日本人のサッカーへの関心の低下

いよいよワールドカップが開幕しました。

日本代表の試合は少し先ですが、ワールドカップ前の最後の試合で希望を見せてくれてのワールドカップということで本当に良かったと思います(T_T)

 

いろいろとバッシングを受けることの多くなったサッカー日本代表。これに関しては僕は全然悪いことじゃないし、少しずつ育ってきた日本サッカーが確実に成長してきた証でもあると思います。

しかし監督解任の理由が不可解なものであったり、選ばれるメンバーがあまりにクエスチョンマークが浮かんでしまうものだったり、どうしても新しい才能を求めてしまう中で不動のようなメンバーが存在してしまっていること、更にはスポンサー事情まで世間に知られてしまう様な、芸能界のようなことになってしまっていることなど、愛想を尽かされても仕方ないような事態を自ら招いてしまっているのはいただけません。

 

僕は学生の時はサッカー部でプロになることを夢見てボールを追っていた少年でした。中学高校の思い出はサッカーしか思い浮かばないサッカー漬けの生活を送っていました。なのでサッカーに対してもちろん関心はある方で、ある時期まではテレビでサッカーを見る時間はかなり長かったです。日本代表に対してももちろんかなり強い関心を持っていました。

もちろん今も気にはなります。が、必ず試合を観るなどは正直なくなってしまいました。正直に言うと、サッカー日本代表に関して、僕は過去に生きているところがあるのです。98年フランスワールドカップ、2002年日韓ワールドカップ、この2大会で僕のサッカー日本代表への熱は明らかに冷めていってしまったのです。その熱はドイツワールドカップでほとんど消えてしまったといってもいいかもしれません。

 

そして熱が冷めていった日本人は僕だけではないのではないでしょうか。

どうしてもワクワクしなくなってしまったし、日本代表の試合があるから予定を空けることもなくなりました。挙句の果てには選手の名前を聞いても、代表選手の名前を聞いても、「誰やねん」ということまで増えてしまいました。

一番大きい理由は、日本代表の試合を観てもドキドキやワクワクといった感情が起きなくなったのが大きいと思います。

つまりドキドキワクワクさせてくれる選手がいなくなってしまったのです・・・・。

2002年、熱狂させてくれた選手達がたしかにいました。

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サッカーにもやはりスターやヒーローは必要。それも実力を兼ね備えた。

川口能活楢崎正剛中田英寿中田浩二稲本潤一小野伸二松田直樹柳沢敦鈴木隆行宮本恒靖小笠原満男中山雅史そして2002年は選ばれなかったけれど中村俊輔。もちろん他の選手も含めて、やはりとんでもないメンバーだったんですよね。実力もそうだし、なにより魅力を放っている選手が本当に多かったと思います。

『六月の勝利の歌を忘れない』という日韓ワールドカップに密着したドキュメンタリー作品があるのですが、僕はこれ何回観てるかわかりません。自然体の選手達と、勝負師の顔になる選手達が見れるとても貴重な作品です。

そしてやはり、紛れもなくスターたちがそこにいたのです。試合のたびにドキドキワクワクさせてくれる選手たちがゴロゴロいたのです。そしてトルシエ監督はユース時代から指揮を取り、世代交代も見事に果たしました。今までの日本代表の平均年齢をグッと下げたんじゃないでしょうか。

ここで強く言いたいのは、彼らはしっかり実力を兼ねそろえていたということです。

三浦知良の後に生まれたアンタッチャブル 本田圭佑

僕は今になって言うのは卑怯と思われるかもしれませんが、周りの人達にも何年も前から「本田圭佑のうまさがわからない」と言っていました。「こいつはすごい。別格だ。中田英寿のようだ。」などと思ったことは一度もなかったのです。そしてその思いは今も変わりません。無回転シュートと騒がれていた時も「だいぶ確率悪いなぁ」という感想でした。カーブかけてる中村俊輔の方が全然決めてるでしょという思いでした。しかも無回転シュートなら三浦淳宏のほうがいいんじゃないかとさえ思っていました。

自分が芸能界に身を置いていたせいか、少し違った見方をしてしまうのですが、本田圭佑に関してはサッカーどうこうよりも「非常にブランディングの上手い人間」「自己プロデュースに長けている人間」という印象しかありませんでした。ビッグマウスブランディングの一つでしょう。本田圭佑が広告代理店やタレントだったらかなり優秀な人材だったんじゃないでしょうか。

98年のワールドカップ予選の頃、三浦知良アンタッチャブルな存在でした。衰えていく自分を感じながら、中田英寿という新しい才能を目の当たりにしながら、どうにかキングとして君臨しようとしていました。監督の指示に背いてまでもフリーキックを自分で蹴ったりしていたことなど、交代を命じられた時に驚いた顔で「俺なのか?」と確認してしまうシーンなどはその象徴なのではないでしょうか。しかしカズにはしっかりとした功績と実績がありました。若い時のカズは確かにすごかったし誰もが認める実力をもったスターでした。今の日本サッカーを築いた礎と言っても少しも過言ではないでしょう。そして中田英寿という当時のニュージェネレーションによっては、アンタッチャブルはいなくなりました。しかしその引き際もとても潔く、それでも前を向く彼のサッカーへの愛に多くの人が応援したくなる気持ちになったはずです。そして今も走り続けている紛れもないキングです。僕は昔も今も三浦知良が好きです。しかしやはり98年あたりのカズは魅力がない時期だったような気がします。その時よりもその後の方がよっぽど魅力的に思います。

しかし本田圭佑はカズとは全然違うアンタッチャブルになってしまいました。サッカーの実力もそこまで認めさせることも出来ず、ただただ自分の凄さを何とか誇示しようとする選手になってしまっていると思います。そして98年あたりの中田英寿ほどのインパクトのある若手は今代表にはいないけれど、しっかりと異を唱える者がワールドカップ直前に表れてきたのではないでしょうか。そしてアンタッチャブルは今いなくなろうとしています。ここでスターティングメンバ―に本田圭佑が選ばれたならば、さすがに芸能界のような黒いものを確信せざるをえない気がします。

本田圭佑はもちろん途中からでも試合に出るかもしれません。そして点も決めるかもしれません。しかしそれでも僕は「さすが本田圭佑」とは思えないでしょう。

 

2002年の時のようなメンバーに感じたワクワクは今回僕は持つことが出来ないでしょう。それでも勝ってほしいし、もちろん応援します。選手達の覚悟はきっと凄まじいものがあるから。大迫にはもっともっと活躍してほしい。そして個人的にはゴールキーパーは是非中村航輔を出してほしい。4年後を考えてもそうだし、彼には川口能活のようなワクワクさせてくれるセービングがあるから。

 

そして僕の中で中田英寿というサッカー選手を超える逸材はまだ現れていない。。。