THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

俳優のトイレ事情 どの職業にも共通する計算できないトイレの悩みは俳優も同じ

俳優のトイレ事情はなかなかにシビアだったりする

どんな仕事でも一度は皆さん経験があるんじゃないでしょうか?

「いかん、このタイミングでもよおしてきた。。。とは言っても今抜けられないし」なんて経験(/ω\)

例えば会社の重要な会議中、プレゼン中、取引先との打ち合わせ中、接客中、お店に自分一人しかいない時間などなど。

今なら笑って書けるし笑って読めるけど、いざその状況になると笑う余裕なんてあるはずもなく、流れる冷や汗と闘うこととなります。

そんなこの世に生を受けた誰もが抱える問題。

そしてもちろんそれは俳優の世界でも深刻な問題なのです。。。

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舞台やミュージカルはもよおしてくるとかなりヤバい(笑)

ご存知の通り、舞台やミュージカルは始まってしまうともはや演目を止める事はできません。災害などの場合を除いて、意地でも進行するのが美学みたいなよくわからない風潮も感じるほどに、トラブルは乗り越えてナンボ的な感じがある舞台やミュージカルですが、もちろんトイレに行きたくなっても出番の最中に行くことは許されません( ゚Д゚)

僕は舞台上でしてしまった俳優には遭遇したことはありませんが、舞台袖でしたという猛者には出くわしたことがあります。舞台袖というのは基本的にかなり暗いしまぁできなくはなさそうだけれども、それでも決して舞台袖でしてしまおうという発想はなかなか生まれないので、きっと万事休すだったのだと思います(;´Д`)

 

舞台上からトイレまで遠かったりする劇場も結構ありまして、出番終ってはけても次の出番までそんなに時間がないと舞台袖で待機したりもザラにあるわけです。

しかしそれはトイレなど行きたくもなくまったく頭にない状態の時。

万が一こういった時にトイレに行きたくなってしまっている場合は、ものすごく頭で計算します。

「一度あの廊下を走ってトイレに行って次の出番までに戻ってこれるだろうか」

「ギリギリ間に合うかもしれない。しかし、この衣装はやばい。袴を脱いでたら絶対間に合わない」

「次の出番が終わるまで我慢してそれから行くか?いやだめだ!次舞台上に出たらかなり長い間出続けることになるからとても持たない。行くなら今か?くっ!この考えてる時間がもったいない!」

そんな自問自答を一人頭の中で繰り返すことになります。

これが小ならまだかわいいものですがもしも大だとそれはそれはとても深刻な問題になってきます。

実話ですが、あまりにトイレの事が不安になった役者が「ちょっと俺ストッパ飲んどきますわ」と下してもいないのにストッパを飲んだんですね。言われた僕自身も「なるほど、うまいな」と思ったものです。下している状態を止めてくれるわけですから通常の状態なんて完全にせき止めるでしょう。うまいこと考えたなと感心していたのですが、舞台もスタートしようかという寸前でそのストッパを飲んだ役者が「すみません、ダメだ!ちょっとトイレ行ってきます。もしも戻らなかったら舞台監督に伝えて下さい」と言ってそそくさとトイレに走っていきました。とんだお騒がせ野郎です(笑)

むしろしたくなるってどういうことやねんと思いながら笑いをこらえたものです(;´・ω・)

 

しかしこれも年の功といいますか、キャリアを積めば積むほど「自分のトイレタイム」をしっかり計算できるようになります。もう稽古場での通し稽古(本番同様に芝居を止めずに通す稽古)の時には、「ここだな」とトイレに行くタイミングをわかってる状態になります(笑)

大体2時間ぐらいなのでまったくトイレに行かない役者も結構います。映画を観に行ってもトイレに行かない人がほとんどだから、そう考えると珍しくはないですよね。僕はそれなりにかなりの本数の舞台をやってきていますが、たぶんトイレに一度も行ってない舞台ってない気がします(笑)そこまで意識するものでもないから記憶が曖昧だけれども(;´・ω・)少しでも空いたら自分の楽屋に帰る派なのでついでに行っとこうってなってるのかもしれません。

やばい!!!っていうのは何度かあったと思います(笑)あくまで小ですが(;´・ω・)「助かった~」っていう思い出がなんとなくあるので間違いなくあったと思います。さすがに間に合ってますね、間に合わなかったことはないです(笑)

でもプロとして当たり前のことですがちゃんとお腹壊さないようにとかかなり気を付けてますからね!!当たり前ですが(;´Д`)

 

映像の方がトイレのプレッシャーは少ないもののロケ先にトイレがない場合も

映像はもちろん待っていただくことが可能なので、舞台やミュージカルと比べると少しプレッシャーが少ないかもしれません。ただですね、下のランクの役者は自分のトイレのせいで目上の人を待たせられないので、結局トイレのプレッシャーは付きまといます。しかも映像って楽屋にいるといきなり呼ばれることになるので、「今トイレに行ったらちょうどタイミング悪く呼びに来るんじゃないか」とかいろいろ考えちゃうんですよね。現場にもよりますがそれぐらい気にすることも実際ありましたね~。

それはスタジオ撮影の場合なんですが、山にロケとか行くと普通にトイレない時とかあります(笑)さすがに気を遣って頂いてサービスエリアとかで「現場がトイレないのでここで済ませて下さい」と言われることもありますが、なかなかそんな都合よくいかないものです。

一回夜中に神社で撮影した時に、トイレはもちろんあったんですがマジで無理だったことありましたね(笑)純粋に怖くて。真っ暗な神社のトイレに夜中に行くって無理ですよ。あの時は膀胱炎になっても我慢しようって思いましたね(笑)

 

そんなわけで意外と俳優のトイレ事情は深刻だったりします(;´Д`)

他の業種の皆さんと同じくってことですね!!

こればっかりは生きている限りは付き合っていかなきゃいけませんからね(*‘∀‘)

ご飯中の人すみませんでした(;´・ω・)