THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

藤原竜也の魅力を最大限に活かした隠れた名作『探検隊の栄光』あらすじと感想

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藤原竜也の熱い芝居を笑いに変えた映画『探検隊の栄光』

藤原竜也さんのもはや代名詞になっている「熱い芝居」。ちなみに僕は藤原竜也さんのことをリスペクトしていますし、彼の芝居とても好きです。特に僕は舞台を滅多に観に行きませんが、藤原竜也さんと森田剛さんの舞台は観に行きたい気持ちにさせてくれます。

そんな藤原竜也さんの演技を逆手に取った映画が『探検隊の栄光』なのです。原作の小説は荒木源さんの著書です。てか原作あったんだこの作品(笑)

 

藤原竜也さんが演じるのは「熱さ」を特徴としている俳優役、仕事にも一切妥協はなくしっかり準備してから臨みたい真面目な俳優。もうこれだけでもハマり役ですよね(笑)藤岡弘、さんをイメージして頂けたら一番わかりやすいかもしれません('◇')ゞ

そしてオファーをもらって参加したドキュメンタリー作品は伝説の未確認生物「三つ首のヤーガ」を探しにジャングルを探検するというもの。おバカ番組です(笑)

しかもユースケ・サンタマリアさん演じるプロデューサー、小澤征悦さん演じるディレクターは超テキトー。ペラペラの台本を渡された藤原竜也さんはその薄さと内容のなさに愕然とします。

 

藤原竜也さんの手を抜かない熱い演技、命を削ってるかのような演技を、あえてコミカルに利用したこの作品。僕はこの作品を観て、彼がモノマネされているのを容認しているのもそうですが「藤原竜也さんってやっぱりいいなぁ~」って思いました。絶対断る俳優いると思いますもん(笑)これを読んで「面白い!やろう!」って思える藤原竜也さんが僕は好きです。そして劇中でも思いっきり「熱い芝居」をしてくれています(笑)いや本当におもしろいんですよ!藤原竜也さんの出演作でもこの作品僕的にかなり上位です(*‘∀‘)

 

もちろん物語自体も面白いし、少しづつ強くなっていくクルーの絆もいいし、しっかり感動できる部分もちゃんとあります。この作品の終わり方も僕は好きです。間違いなく言えるのは藤原竜也さんを好きな人、藤原竜也さんを好きじゃない人、双方とも楽しめる作品だと思います(*^-^*)

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派手さはないがキャストのバランスが非常に良い

出演は藤原竜也さん、ユースケ・サンタマリアさん、小澤征悦さん、田中要次さん、川村陽介さん、佐野ひなこさんなどなど。若い出演者は藤原竜也さんのバーターの匂いがプンプンしますが、触れずにおきましょう・・・。

 

藤原竜也さんは、もうだいぶ書いてしまいましたが本当にハマり役です(笑)というか藤原竜也さんが断ったらこの作品制作中止になったんじゃないだろうかって思ってしまいます。他に思い浮かぶ役者がいない( ゚Д゚)

一度ちゃんと書いておいた方がいいと思うので書きますが、藤原竜也さんは本当にお芝居上手いです。上手すぎるほどに。藤原竜也さんがよく言われる大げさとか暑苦しいと言われる芝居は、上手くないと成立しないんです。抜群の表現力を持ってるんです。映画関係者の人も「表現するために生まれてきたような人」と彼の事を言っていました。偉大な演出家や監督に認められているのもそういうことだし、真似しようとしてできるものではありません!(モノマネしてる人たちはお芝居じゃないので論外です)ドラマの『リバース』ではガラッと変わった役を見事に演じて幅の広さを証明してますし。僕は一度共演させて頂いたことがあるのですが、普通にお話してくれるし、リハーサルから全力で芝居するし、本当にストイックでした。元々好きなのにより好きになりました(/ω\)

藤原竜也さんのすごいところは、いくら言われようが自分のスタイルを曲げなかったことだと思います。おそらく蜷川幸雄さんに鍛えられて今のスタイルを確立していったと思いますが、彼は映像の世界にいってもそのスタイルを貫き通しました。その結果「藤原竜也ブランド」を確立し、俳優として舞台だけでなく映像の世界でも確固たる地位を築きました。信念の大切さを改めて思い知らされます。すごいですよ、藤原竜也さんは。今なんてカテキンの妖精すら演じていますから(笑)

 

ユースケ・サンタマリアさんもいつみても上手い。フラットに芝居することがほとんどですが、それこそがユースケ・サンタマリアって感じになってますよね。あと笑いの間とかセリフのトーンが絶妙に上手いです。これはバラエティで喋ってても上手いなぁって思うところなので、ユースケ・サンタマリアさんが人として持ってる部分だと思います(笑)

あとユースケ・サンタマリアさんって今回は違うけど、怖い役やってもめちゃくちゃ上手いんです。目が怖いんですよね。ユースケ・サンタマリアさんみたいな痩せてる人のだす怖さって「鋭い怖さ」なんですよね。ああいう芝居ができる人ってそうそういないと思います。身体で表現したり大きな声出さずに出せる怖さ。あんまり他にいないと思います。

 

小澤征悦さんも他の作品でも好きですが、この作品でもとってもいい感じです(笑)この方もおもしろい芝居しっかりやっちゃうんですよね(^_^;)自然だし好きな俳優です。現場でお会いしたことないですが、昔バイト先にいらっしゃったことがあるのですが、オーラあるしいい人でした。小澤征悦さん出てると嬉しくなるので、普通に好きな俳優です。

 

川村陽介さんは、キャラ立ちがいまいち足りなかったと思います。もったいないなぁっていうのが率直な感想です。こんなにいい役もらってるのにって思ってしまいました。元々の設定はすごいキャラある役なのですが、それに頼って他にはあまり個性というか印象に残る部分はありませんでした。

 

田中要次さんはいつも通りな感じです(笑)でもそれを求められていると思うので、しっかり自分の仕事をまっとうしている感じです。作品を締めてくれてたと思います。田中要次さんがいなかったら作品として違う感じになってた気もするので、いてくれてとっても良かったと思います( `ー´)ノ

 

ちょっとマイナーなんですよね~この作品。もっともっとたくさんの人に見て欲しい映画なんです!!だまされたと思って是非('◇')ゞ

 

 

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