THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

『ブラックペアン』の二宮和也を見て久々に観たくなって観た『硫黄島からの手紙』

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 follow us in feedly

まず監督・製作がハンパない映画『硫黄島からの手紙

ストーリー的にもちろん日本人キャストがたくさん出演しているこの作品ですが、まず

監督はクリントイーストウッドです( ゚Д゚)

そして

制作はスティーブンスピルバーグです(゚Д゚;)

スティーブンセガールじゃありません。スティーブンスピルバーグです。

 

この作品に出演するって映画好きにとってどんな名誉なことなのだろうか・・・。

 

そういえば昔『宇宙戦争』のプレミア試写みたいの当選して、レッドカーペットでスピルバーグにサインもらいました。でも当時僕はダコタファニングの大ファンだったのでその貴重さにはあまり気付かず・・・。たぶん実家にあるはず(^_^;)

 

キャストはほぼオーディションで選んだと聞いたことあるけど、差があって全員とは思えない

渡辺謙さんはたぶんオーディションはないでしょうね、さすがに。する必要もちろんないでしょう。この作品でも人間味のある栗林中将を見事に演じていて、後半に出すド迫力は思わず息を飲みます。目の前であの芝居受けたら足震えるんじゃないかなマジで。後に『インセプション』で堂々ディカプリオと渡り合う人ですからね。真田広之さんが現在ハリウッドでどれぐらいのランクなのかわかりませんが、いまハリウッドで日本人俳優と言えば渡辺謙さんなのではないでしょう。日本人役ならハリウッドが安心してキャスティングできるのが渡辺謙さんな気がします。

 

そして二宮和也さんですが、たしかオーディションにどっかのホテルでカメラテストみたいのをやったと聞いたことがあります。ご本人はオーディションにクリントイーストウッドがいると思ったらいなかったからがっかりしたらしいですが。『ブラックペアン』観てやっぱり上手いな~と思って久しぶりに『硫黄島からの手紙』を観ようと思ったわけですが、いやぁわかってたけど上手いですねぇ。冒頭の愚痴言いながら穴を掘ってるシーンで度肝抜かれます。なんであんな自然にできるんだろ。不思議なレベルです。

兵士役というものに変にとらわれていないのも素晴らしいんですよね。「兵士役ってこういうイメージ」っていうのがまったくない。もちろんいい意味です。いつもの猫背のままだし、いろんなことを面倒くさがるし、怒られてる時だけ真面目な顔したり、めちゃめちゃ人間味あります。これすごい勉強になります。だっていきなり戦場に行ってるわけだから、こういう人も絶対いますよね。演じる役の一般のイメージにとらわれない、これはどんな役にも共通することだし、二宮和也さんはこれを毎回どの作品でもしっかりやってるんですよね。今の『ブラックペアン』の医者役もまさにそうだし。やはり恐るべき俳優です。。。

 

加瀬亮さんはオーディションだったのかな、ニノが受けるぐらいだから受けてるのかなぁと思うし、実力的にもオーディション突破している気がします。この人も自然に芝居する人だし、この作品ではとても演じ甲斐のある役を絶妙に演じててさすがです。犬を殺せないシーンとか、元々の立場に後ろめたさを感じていたり。加瀬亮さんはとても綺麗な英語を話されるそうです。やはり努力しているんですね、身が引き締まる思いです。しかしこの役をやった人が『アウトレイジ』であの役をやるんだから、マジ幅広い。個人的には『それでも僕はやってない』が好きです。ぁの作品から加瀬亮さん出てる作品チェックするようになったかも。

 

中村獅童さんはどうなんでしょう・・・。『男たちの大和』の時と変わらない気が・・・なんて言ったら怒られますかね(笑)役的にはとても印象に残る役でまさかの作戦に出て生きながらえようとするわけですが、なんかそれ以外はあまり印象に残ってない。悪い意味でも印象に残ってないので、可もなく不可もなくといったところでしょうか。

 

伊原剛志さん。正直言って一番よくわかりませんでした。最初に映画館で観た時から思ってたんですが、今観返してもちょっとなぜ出演できたのかわかりません。元々乗馬が得意とかの特技的なものなんだろうか。身体はすごい動く人だと思いますが演技派というか演技が上手いと思ったことはないです。好みの問題なのかもしれませんが。僕が分かってないだけかもしれません、僕がもっと成長したらすごさが分かるのかもしれません。

 

2時間20分の作品には感じない

映画は2時間を超えてくると、疲れたり長く感じたりを人間どうしても感じてしまうものですが、この作品は劇場公開当時も今観返しても、全く長く感じていません。これは紛れもなく「良い作品」の証でしょう。もちろん好みの問題はどうしてもあるけど。

当たり前ですがストーリーとしても重たいし、笑いの面白さはない作品。じゃあなぜ長く感じないのか。『見応えがある』という部分が大きいのかなと思います。演出のうまさはもちろん演者のうまさも相まってまさに芸術が生まれているという感じがします。

硫黄島からの手紙』は間違いなく後世まで残る作品でしょう。

ラストサムライ』より僕は好きですね。比べるのおかしいかな(;´・ω・)

f:id:myprivatecomedy:20180510015810j:plain