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映画『バスケットボールダイアリーズ』ネタバレあらすじ感想

映画バスケットボールダイアリーズネタバレあらすじキャスト評価

映画『バスケットボールダイアリーズ』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『バスケットボール・ダイアリーズ』です。

映画『バスケットボールダイアリーズ』はレオナルドディカプリオが初主演した映画としてこれからも輝き続けるであろう映画です。

イノセントな輝きをまとったレオナルドディカプリオが見られる映画で、この時代のレオにしかできない演技を見せてくれています。

それでは『バスケットボールダイアリーズ』の映画紹介です。

映画『バスケットボール・ダイアリーズ』は1996年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は102分。

監督はスコット・カルヴァート監督

【キャスト】

ジム・キャロル…レオナルド・ディカプリオ

ミッキー…マーク・ウォールバーグ

ジムの母親…ロレイン・ブラッコ

スウィフティ…ブルーノ・カービー

ペドロ…ジェームズ・マディオ

ダイアンムーディー…ジュリ・エトルイス

レジー…アーニー・ハドソン

ボビー…マイケル・インペリオリ

ほか。

映画『バスケットボール・ダイアリーズ』ネタバレ・あらすじ

ジムキャロル(レオナルドディカプリオ)はキリスト教の高校に通う高校バスケットボールのスター選手。

母子家庭で母親(ロレインブラッコ)との関係も良く、バスケットボール以外の趣味は誰に見せるわけでもない詩を書くこと。

誰からも愛されるキャラクターで人気者であったが、決して真面目一徹なわけではなく、同じバスケ部の仲間とそれなりに悪い遊びにも精を出していました。

毎日が楽しく順調であるように感じたが、ある日入院していた親友ボビー(マイケルインペリオリ)が亡くなり、初めて死を目の当たりにします。

悲しみに暮れ人生というものを考えるジムでしたが、そんな時も仲間のおかげで悲しみを乗り越えました。

しかし仲間たちと遊び半分でやっていたドラッグに少しずつハマっていき、気がつけばドラッグなしでは生活できない状態になってしまっていました。

いつしかジムの頭の中はバスケットボールよりもドラッグでいっぱいになっていき、ジムの才能を認めているバスケ部の友人に窘められても聞く耳を持ちませんでした。

元々薬を使っているのではと疑いを持たれていたジムでしたが、ある試合で試合前に間違えて飲んでしまった薬のために試合中に不可解な行動を連発してしまいます。

これによりドラッグの使用が発覚し、ジムは退部を余儀なくされます。

ドラッグが原因で生きがいであったバスケットボール部を追い出されたジムはそのまま学校も退学してしまいます。

全てを知った母親は激怒し、ジムは家を出てしまいます。母親は涙ながらに家を飛び出していくジムを見送りました。

お金もなく行くあてもないジムは悪友たちとただドラッグの為だけに生きる路上生活者となります。

ドラッグを手に入れるために犯罪に手を染めるジムたち。

車を盗んだりと薬を買う為にお金を作ろうと罪を重ねていきます。友人達は警察に捕まったりと周りからいなくなっていきます。

ペドロ(ジェームズマディオ)は盗みに入った店で警察に捕まります。ジムはペドロを置いて逃げて自分は捕まらずに済みました。

そんなジムを救ったのは昔息抜きにやっていたストリートバスケで知り合った黒人のレジーでした。

レジーとジムはストリートバスケで好敵手として互いに汗を流した仲です。

レジーは自分も昔ドラッグで苦悩した経験があり、ジムを救おうと食事などを与えながら自分の部屋に監禁します。

ドラッグの禁断症状で苦しむジムですが、レジ―は心を鬼にしてジムを薬から遠ざけます。

レジ―はジムの書く詩を褒めてジムをなんとか立ち直らせようとしました。

ジムは次第に禁断症状から抜け出し中毒から抜け出したかに見えましたが、やはり薬の魅力を忘れられずにジムはレジーの留守中に部屋を抜け出してしまいます。

ジムは薬を手に入れようとしますが手持ちのお金がまったくありませんでした。そのため地下鉄の公衆トイレで仕方なくゲイに身体を売りお金を手に入れます。

その後同じバスケットボール部に所属し薬をやっていたミッキー(マークウォルバーグ)と再会し、薬を手に入れようと売人と接触します。

薬を手に入れたジムとミッキーでしたが薬は偽物でした。ミッキーは激怒し売人を追いかけまわします。

ビルの屋上に追い詰めたミッキーはそのまま薬の売人を屋上から突き落として死亡させてしまい警察に捕まりました。

ジムは禁断症状に耐え切れず母親の元を訪れます。

ドアにチェーンをかけた状態でジムと話をするジムの母親。ジムは遠くに行くからとお金を母親に要求します。

母親はジムが家を出て行ってから神様にジムのことを祈り続けていました。ジムの母親は警察に通報し強盗が家に来ていると告げます。

ジムは玄関の外で汚い言葉で母親を罵っています。その言葉を聞きながら涙を流す母親。

やがて到着した警察によってジムは連行されます。ジムは更生施設に送られ、薬を断つことに成功します。施設を出たジムはペドロと再会を果たします。

ジムはペドロを置いて逃げた過去のことを謝りました。ペドロは気にしていないと言い、今かなりいい薬を持っているから一緒にやろうとジムを誘います。

ジムは誘惑に勝てるのか…

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映画『バスケットボールダイアリーズ』感想・評価

主演はレオナルド・ディカプリオ。友人役にこの作品が映画初出演となったマーク・ウォルバーグが出演しています。

元々レオナルドディカプリオは演技力で高い評価を得ていました。

本格的に映画に初出演した『ボーイズライフ』ではオーディションであのロバート・デ・ニーロに「彼しかいない」言わしめた実力の持ち主。

その後にジョニーデップの弟役を演じた『ギルバートグレイプ』では最年少でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされます。

そんな実力派のレオナルド・ディカプリオが満を持して初出演した映画が『バスケットボールダイアリーズ』です。

リバーフェニックスが演じる予定だったと噂されるこの作品でしたが、リバーフェニックスが帰らぬ人となってしまい、ディカプリオに白羽の矢が立ちます。

その関係もあってかディカプリオにはしばらく『リバーフェニックス二世』というキャッチフレーズがつく事となります。

これに対しディカプリオは『偉大な人だったから。そんな風に言われると落ち着かない気分になるよ。光栄だけど。』とコメントしていました。

実在する詩人でありミュージシャンのジム・キャロルの自伝的小説を映画化したこの『バスケットボールダイアリーズ』

ジム・キャロル本人もワンシーンにカメオ出演しています。

観ていない人も多いのではないかと思うこちらの映画ですが、まず声を大にして言いたいのは、若かりしディカプリオを目撃してほしいという事です。

美しさ、純粋さ、そして体当たりという表現がぴったりな演技、全てが絶妙に混ざり合い恐ろしいまでの輝きを放っています。

『ロミオ&ジュリエット』や『タイタニック』で世界中にレオフィーバーを巻き起こしたディカプリオですが、僕としてはこの『バスケットボールダイアリーズ』とこの次に主演した『太陽と月に背いて』のレオの方が魅力的です。

強がりの中に繊細さがたしかにあって、愛さずにはいられないキャラクターなんです。

ドラッグの恐ろしさも余すところなく描写していますし、少年の持つ心の葛藤も見事に表現している作品になっています。

もう一つ、レオナルド・ディカプリオは実際にバスケットボールがかなり上手いです(笑)

華奢な身体なのに上手いんです。スリーポイントシュートを決めた後のキメ顔がまた最高なんです(笑)ドリブルも普通に上手くてただただカッコいいです。

それにしてもディカプリオは昔から天才俳優と言われ続けていますが、この作品を観ても本当に心からそう思います。

ルックス、空気感、演技力、スターになるべき人間だったと思います。

ロバート・デ・ニーロはじめ、しっかりと評価してもらえる人たちに出会えてその存在を世に知らしめることができて本当に良かったと思います。

その後の活躍はもう書くまでもないと思いますが、若かりし頃のレオナルド・ディカプリオも本当に見る価値のある俳優なので、是非一度この作品を観てほしいです。

映画『バスケットボール・ダイアリーズ』

純粋になりたい。

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