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映画『教授のおかしな妄想殺人』ネタバレあらすじ感想

映画教授のおかしな妄想殺人ネタバレあらすじキャスト評価

映画『教授のおかしな妄想殺人』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『教授のおかしな妄想殺人』です。

映画『教授のおかしな妄想殺人』はウディアレン監督、ホアキンフェニックス、エマストーン出演のコメディ映画です。

ウディアレン監督らしく、会話劇を楽しめる作品となっています。

それでは『教授のおかしな妄想殺人』の映画紹介です。

映画『教授のおかしな妄想殺人』は2016年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は95分。

監督はウディ・アレン監督

『セレブリティ』『ミッドナイトインパリ』『タロットカード殺人事件』などを監督している名監督です。

キャストは

エイブ・ルーカス…ホアキン・フェニックス

ジル・ポラード…エマ・ストーン

リタ・リチャーズ…パーカー・ポージー

ロイ…ジェイミー・ブラックリー

ジルの母…ベッツィー・アイデム

ジルの父…イーサン・フィリップス

エイプリル…ソフィフォン・ハーゼルベルク

キャロル…スーザン・プルファー

スパングリー判事…トム・ケンプ

ほか。

映画『教授のおかしな妄想殺人』ネタバレ・あらすじ

アメリカのブレイリン大学に哲学の教授であるエイブルーカス(ホアキンフェニックス)が赴任してきます。

エイブは哲学者として有名で著書などの評価も高く、大学ではエイブが赴任してくることを楽しみしている者たちが大勢いました。

ブレイリン大学に通う女子大生のジルポラード(エマストーン)はロイ(ジェイミーブラックリー)という恋人がいました。

ロイとの関係は良好で両親にもロイのことは紹介済みでした。

ジルはエイブの講義を楽しみにしていて、ジルの両親のエイブの著書を読んでいて、エイブを高く評価していました。

エイブは大学を訪れると学長から用意された住む部屋を案内され、同じく大学教授のリタリチャーズ(パーカーポージー)と会話をします。

リタは自分の部屋にエイブを誘いますが、エイブは丁寧にこの誘いを断りました。

エイブは何もかもやる気を失っていました。

エイブは結婚していましたが、自分がボランティアに参加している間に妻に浮気されて離婚、さらに親友も亡くすなど不幸がかさなった過去を持っています。

世界中を旅して知識を深めていたエイブでしたが、今ではすっかり生気を失い、何に対しても興味が持てず、人生を惰性で生きている状態でした。

そんなエイブの精神状態はもちろん外見にも現れていて、講義ではしっかり教授の仕事をこなしていましたが、同僚と仲良くなることもなく、無気力な雰囲気を常にまとっていました。

そんなエイブに積極的にコミュニケーションをとってきたのはリタとジルだけでした。

ジルは論文を懸命に書き、エイブに褒められます。

ジルは独特の雰囲気を醸し出すエイブに惹かれていきます。

ジルが積極的にコミュニケーションをとることで段々とエイブもジルに心を開いていきました。

ジルは恋人のロイを嫌いではありませんでしたが、エイブに比べるとロイはどうしても退屈な人間に映ってしまっていました。

リタもジルに負けてはいません。

しかしエイブはリタともジルとも男女の関係になることはありませんでした。

エイブは現在の精神状態が影響してそういった欲望も生まれてこない状態だったのです。

ある時、ジルとエイブがカフェで話をしていると、ジルが後ろの座席の集団がわけありな話をしていることに気が付きます。

ジルはエイブにそのことを伝え、エイブも後ろの座席の会話に聞き耳を立てます。

話の内容はキャロル(スーザンプルファー)という女性が、夫と離婚し子供の親権を争いましたが、元夫が裁判を担当しているスパングリー判事(トムケンプ)を買収し、裁判に負けて子供たちを奪われてしまった話をしていました。

キャロルは裁判を続けますが、スパングリー判事により続々と却下され、費用面でもう限界が来ていることを話していました。

キャロルはスパングリー判事を恨んでいることも話していました。

その後、エイブとジルはその話題について話します。スパングリー判事が悪徳だということで意見は一致していました。

エイブは1人になってからある考えを思いつきました。

スパングリー判事をなんの面識もない自分がスパングリー判事を殺害した場合、自分が疑われることはまずなないだろうということ、キャロルという女性やその周囲の人が同じことをすれば逮捕される可能性が高いことを考えると、自分はキャロルという女性を救えではないかと考えました。

そしてそれが完全な正義だとエイブは考えたのでした。

生きる気力を失っていたエイブでしたが、この出来事で嘘のように活力が湧いてきました。

エイブはスパングリー判事のことを調べ、この判事が命を落とすのに値する判事だという確信を強めます。

エイブは完全に生き生きしだしていました。

エイブはリタとベッドを共にしました。

リタはエイブに惹かれていて、ジルとはどういう関係なのかをしきりに気にしていました。

エイブとジルは男女の関係ではなく、デートはしていましたがそれ以上の関係にはなっていませんでした。

エイブはスパングリー判事の行動パターンを調べます。

エイブは完全犯罪を行う事に喜びを見出していました。

スパングリー判事が土曜日の朝にジョギングをして、オレンジジュースを買って公園でベンチに座って新聞を読みながらジュースを飲む習慣があると知ったエイブは、青酸カリを使った犯罪を思いつきます。

青酸カリはリタから鍵を盗んで大学から盗み出しました。

忍び込んで青酸カリを盗んでいる最中に女性職員に目撃されますが、適当にごまかして疑われることはありませんでした。

エイブは実行に移りました。

土曜日に朝家を出てジュースを買い、ベンチで座って新聞を読んでいるスパングリー判事のジュースを青酸カリ入りのジュースをすり替えました。

エイブはスパングリー判事がジュースを飲むところまでは見ずにその場を立ち去りました。

翌日朝早く新聞を読んだエイブは犯行が成功したことを知ったのでした。

ジルは新聞でこの出来事を知り、エイブに報告します。エイブは初めて知った芝居をします。

悪徳判事という考えを持っていた2人は、そんな判事がいなくなったことに完敗しました。

そしてそのままジルとエイブは初めてベッドを共にしました。

ジルはエイブと仲を深めたことでロイとは恋人関係を解消しています。

スパングリー判事の解剖結果が出て、毒殺された可能性が高いことがニュースになります。

ジルとエイブはこの話をして、ジルの自宅でジルの両親とディナーを共にした際も、話題はどうやって公園で毒殺したかでもちきりでした。エイブはうまく会話を合わせていました。

しかしジルは学校の友人から、エイブがスパングリー判事の毒殺の犯人なのではないかという噂が立っているという話を聞きます。

エイブが完全犯罪について話していたという情報が原因でした。

単なる笑い話で終わりますが、ジルはさらにリタから、リタの夫が事件の朝にエイブが家を出るところを目撃したこと、また自分の大学の鍵が紛失していたことなどを聞きます。

ジルはさすがにエイブに対して疑いを持ち始めていました。

ジルはエイブになぜ土曜日の朝早くに家を出たのかを尋ねます。

エイブは病院に検査に行ったと嘘をつきますが、ジルはこの嘘を信じます。

しかし青酸カリを盗んでいる時に鉢合わせた女性職員の話も聞いたジルは、エイブの犯行であることを確信し問い詰めます。

エイブは犯行を認めました。エイブには正義のためにやったという思いしかなく、結果的にキャロルという女性も救われたと言って反省している様子が全くありませんでした。

ジルはエイブのことが好きなので秘密にすることを約束しますが、もう2度と会わないことを伝えました。

エイブは大学をやめてヨーロッパへの移住する計画を立てます。

しかしスパングリー判事の事件に進展があります。

FBIによって犯人が逮捕されたというニュースをジルは父親から聞きました。

ジルはエイブの元へ行き、無実の人が裁かれていいのかと責め、自首するように説得しました。

エイブは自首することを約束しました。

しかし実際はエイブは自首する気はなく、ジルを消すことを考えます。

ジルが土曜日にピアノのレッスンに通っている建物に行きエレベーターを細工して、事故に見せかけてジルを殺害しようと考え実行に移ります。

ジルはエイブによって命を奪われてしまうのか…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『教授のおかしな妄想殺人』感想・評価

映画『教授のおかしな妄想殺人』、楽しませてもらいました!

普通に面白かったです、ミステリー的な要素があったりするわけではないしドキドキあかんはないのですが、やはりウディアレン監督作品ということでコミカルな演出が多く楽しめました。

英語が完全に聞き取れたらウディ・アレン作品はもっと楽しめるんだろうなぁと毎回思います。

英語ならではの会話劇の面白さがありそうな気がしてなりません。僕の英語力では無理ですが…残念!←古い

ホアキンフェニックスは好きな俳優ですが、この『教授のおかしな妄想殺人』でも魅力的でした。

どこかとぼけている感じとか最高に良かったです。

そしてラストのあっけなさがまた(笑)ラストに関してはウディアレン監督の演出力ですね。

上映時間も短くサクッと楽しめる映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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プロフェッサーの密かな愉しみ。

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